Google約1年ぶりにスパムアップデート更新

2022年10月20日日本時間午前0時01分に、スパムアップデートをリリースしたことをGoogleはSearch Central の公式Twitterで発表しました。

今回のアップデートを「October 2022 Spam Update」と名付けています。

尚、このアップデートは約1週間で完了するとのことです。

また、全言語対応のため日本語にも適用されます。

■スパムアップデートとは！？

そもそもスパムアップデートとは、文字通り、世界中にあるwebサイトの中から検索上位を狙うSEO対策のうちスパムといわれるものを排除することを目的としたアルゴリズムのアップデートのことです。

コアアルゴリズムアップデートとは対極のアルゴリズムと考えるとわかりやすいかと思います。

スパムアップデートは「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」に基づいたものです。

■過去のアップデート履歴

2021年で3回スパムアップデートはリリースされています。

2021年6月23日：「June 2021 spam update 第一弾」

2021年6月28日：「June 2021 spam update 第二弾」

2021年11月3日：「November 2021 spam update」

約1年ぶりのアップデートとなります。

※2021年7月にもアップデートはありましたが、こちらはリンクスパムアップデートでした。

■順位への影響は？

今回もGoogleは、どのようなスパムに対するアップデートかを公表していません。

10月20日21時現在で、弊社クライアントの約9,000ワードでは大きな変動は見られていません。

ただ、完全にリリースが完了したわけではないため、今後順位の変更が出る可能性があります。

■まとめ

約1年ぶりのスパムアップデートですが、2022年はこれが最初で最後のスパムアップデートになるのでは!?と当社では考えています。

もしも今回のスパムアップデートで順位の下降が見られた場合、まずは「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」をしっかりと確認するようにしましょう。

もしかすると、違反したつもりがなくても違反になっている可能性があります。

その対処をした後、Search Console上にてクロール申請を再度行うようにしましょう。

ただ、回復までには数か月ほどかかることが想定されます。

スパムに該当するようなSEO施策を実施していないとしても、2週間ほどは順位の動向をしっかり確認するようにすることをオススメします！