レビュー記事やコラム記事には複数の販売チャネルへのリンクを設置した方がいい
2023/01/23
Googleは質の高い商品レビューを書くためのコツを、検索セントラルサイトに掲載しました。
その中に、
「読者が任意の販売者から購入できるように、複数の販売者へのリンクを記載することを検討します。」
という記載があります。
目次-Contents-
■同レベルのコンテンツにおける優劣の決定に使われる
Google の Alan Kent(アラン・ケント)氏はレビューコンテンツや商品紹介のコラム、ひいてはアフィリエイトのサイトにおいて、以下のようにツイッターでコメントをしています。
Yes. If there were two great sites with similarly great content, the one with reviews linking to multiple providers might get a small boost. But more often is the content quality will be different and dominate.
— Alan Kent (@akent99) January 10, 2023
コラムや記事で商品へのリンクを1つだけに絞るより、例えばAmazon・楽天・自社公式通販など、様々な販売チャネルへのリンクを設置し、訪れたユーザーの選択肢を増やしている方が、評価において加点されるというイメージです。
■とはいえ大事なのはコンテンツの中身(品質)
上記のようなコツがあるとはいえ、大切なのは、そのコラムやレビューなどのコンテンツの中身です。
実際にAlan Kent(アラン・ケント)氏も以下のように、
Having great, useful content is much more important than listing multiple sellers. If there are not multiple sellers, don’t make them up!
But if reviewing a product sold by multiple sellers, it is more helpful to let users choose who to buy from.
— Alan Kent (@akent99) January 10, 2023
「役に立つコンテンツの方が、複数の販売チャネルへのリンクを設置するよりもずっと重要。また、複数の販売チャネルが存在しないなら嘘を記載してはいけない。
ただ、複数の販売チャネルによって売られている商品について記載しているなら、どこで購入できるかをユーザーに選択肢として提供したほうが便利ではある。」
と記載しています。
まずはコンテンツの質を高めることに重きを置くようにしましょう。
ただ、日本では未導入ではあるものの、今後「プロダクトレビューシステム」がリリースされることを考えると、様々な販売チャネルへのリンクを設置しておくことはプラスに働く可能性があるので、今のうちから手を加えるようにしておきましょう。