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ついにAIで物が買える時代に!?OpenAI「ChatGPT」で直接買い物できる新機能「Instant Checkout」をアメリカでリリース

2025/09/30

ついにAIで物が買える時代に!?OpenAI「ChatGPT」で直接買い物できる新機能「Instant Checkout」をアメリカでリリースアイキャッチ画像

日々進化、進歩を続けるAI技術、ついにAIでの検索において物が買える時代になりました。

OpenAIは現地時間2025年9月29日にChatGPT内で直接連携しているECサイトの商品を購入できる新機能、「Instant Checkout」を発表しました。

Open AI「Instant Checkout」発表

アメリカの決済プラットフォームStripeとの連携により米国のChatGPTユーザーは、米Shopifyや米Etsy等のChatGPTと連携をしている複数の企業の商品を直接購入することが可能になりました。

ストライプジャパン株式会社の発表によると

プログラマブルな金融サービスを構築する Stripe は、この度、OpenAI 社が提供する新しいコマース体験、ChatGPT 内の Instant Checkout 機能の支援を開始することを発表しました。本機能により、米国の ChatGPT ユーザーは、米国マーケットプレイス Etsy の加盟店、 さらに近日中に 100 万を超える Shopify の加盟店などから順次チャット内で直接商品を購入できるようになります。AI を活用した e コマースの進化に大きく寄与するこのマイルストーンは Stripe と OpenAI が共同開発したオープンスタンダード「Agentic Commerce Protocol (ACP) 」によって実現され、世界で最も急速に成長しているビジネス向けに e コマースのインフラを構築してきた、Stripe の15 年間の経験に基づいて開発されています。

参照元:PR TIMES

発表同日から利用可能に

なお、発表された同日から米国のChatGPTのFREE、Plus、Proの各ユーザーがこのInstant Checkoutを利用できるようになりました。

また、発表によると間もなく100万以上のShopifyマーチャントの商品が追加される予定とのこと。

利用はいつものようにChatGPTに質問するだけ

今回リリースされたInstant Checkoutを使うのに特別なステップはなく、いつものようにChatGPTに質問を打ち込むと関連性の高い商品をAIが返してくれるとのこと。

ChatGPTのInstant Checkout利用イメージ

Instant Checkoutに対応している商品を見つけた場合、ユーザーはチャットを離れることなく「Buy」ボタンをタップし、注文、配送、支払い情報を確定して購入を完了できる。

また、既存のChatGPTユーザーは、登録済みのカードや、Apple Pay、Google Pay、StripeのLinkなどのエクスプレス決済オプションでの支払いが可能とのこと。

現在は単一商品のみの購入だが拡充予定

なお、現在はこのInstant Checkoutは単一商品の購入のみをサポートしているが、今後は複数商品のカート機能の追加や、マーチャントや地域の拡大を目指しているという。

日本への導入の見通し

現在のところInstant Checkoutがリリースされているのは米国のみとなっています。

日本への導入がどのようになるかは未定です。

通販プラットフォーム・検索・AIの各業界の覇権が変わるのか(当社的見解)

今回のInstant Checkoutは米国のみのリリースではあるため今日の明日で日本国内で何か変わるかということはないと思います。

通販プラットフォーム・通販サイト運営者的目線

ただ、大きなこととしては検索からではなく新たな通販サイトへの導線がひかれたことが非常に大きな意味を持ちます。

しかもAmazonなどのプラットフォームではなくShopifyがまず選ばれたことによりプラットフォーム頼りでの通販サイトや通販プラットフォームはは大きな転換期となる可能性があります。

日本国内でも今後を見越して現在の通販ASPをShopifyに乗り換えるなどの流れは起きる可能性は十分に考えられます。

AI業界的目線

ChatGPTをはじめ様々なAIプラットフォームがある今、通販との連動がユーザーに使ってもらうAIプラットフォームであり続けるための次のキーワードとなるでしょう。

日本経済新聞の報道によれば、2024年時点で日本のChatGPTユーザー数は約600万人に達し田といわれています。

また、日本のユーザーは一人当たりの利用頻度が比較的高いといわれています。

だからこそユーザーに使い続けてもらうためにも物が買えるAIプラットフォームは必須となる可能性があります。

検索市場的目線

また、検索市場で見ても今までとは違った通販サイトへの導線ができたことは見逃せないポイントとなりました。

昨今言われているAIO・LLMOへの対応への加速が求められるようになってくると思います。

そのためにも根幹となるSEO対策の重要性はさらに加速度的に高まると思われます。

通販を生業としている方にとっては非常にこれからが非常に大きな転換期となるでしょう。

もう一度サイトの構成はもちろん、商品の魅力、特徴をより伝えるコンテンツはもちろんの事ですが、AIだからこそユーザーが様々なキーワードで調べるからこそ網羅的なSEO対策が必要となってきます。

 

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