画像生成AIのプロンプトは英語と日本語どっちがいい?使い分けの結論とコピペで使えるテンプレート10選
2026/10/12
2026年に入って急激な進化を遂げている生成AI。
サイトやコラムはもちろんSNSの画像編集や動画編集まで様々なシーンで生成AIを活用していると思います。
そこで疑問になるのが、「画像を生成する際のプロンプトは日本語でいいのか?英語のほうがいいのか?」という疑問です。
実際、世の中の情報を漁ってみるとどっちの意見もあります。
(少し英語のほうがいいよが優勢な気もします)
当社的な結論から言うと、ChatGPTやGeminiなどの主要な画像生成AIでは、普段使いなら日本語のプロンプトで十分です。
ただし、よりクリエイティブにしたい、自然にしたいなどがあり、画風・光・カメラアングルなどの質感を細かく詰めたいときは、英語を混ぜると結果が安定しやすくなります。
この記事では、両者の違いと使い分け、狙い通りの画像を出すコツ、そのまま使えるプロンプトを紹介します。
目次-Contents-
結論:普段は日本語でOK、画質を詰めるなら英語を混ぜる
数年前までは「画像生成AIは英語でないと通じない」と言われていました。
実際、今年に入った最初のころのほうは日本語のプロンプトではなかなか意図が通じないことも多かったのも事実です。
その原因は日本語がどうしても主要言語ではないということと日本語の表現の多種多様者があったように思います。
しかし現在は、ChatGPT、Gemini(Nano Banana)、Adobe Firefly、Microsoft Designerなど多くのツールが日本語に対応しています。
今現在の対話型のAIは文章の意図を読み取れるので、日本語でも十分に狙いが伝わります。
一方で、作例や画風を表す用語の多くは英語で共有されています。
そのため「cinematic lighting」「shallow depth of field」のような専門用語は、英語のまま指定したほうが意図どおりになりやすいのです。
高校生による情報処理学会の発表でも、ChatGPTで英語の指示を使うと色づかいや描写が細かくなったと報告発表がされています。
英語と日本語プロンプトの違い

英語が有利な場面
- 写真のようなリアルな質感や、映画のような色味を狙うとき
- MidjourneyやStable Diffusionなど、英語のキーワードを前提にしたツールを使うとき
- 海外の作例プロンプトを参考にして作るとき
日本語が有利な場面
- 画像の中に日本語のコピーを入れたいとき(バナーやSNS画像など)
- 和風の風景や日本の生活シーンを描きたいとき
- 生成した画像を対話しながら修正していくとき
「日本語で骨組み、英語で仕上げる」使い分け方
実務では、どちらか一方に絞るよりも「混ぜて書く」のが効率的です。
何を描くかを日本語で書き、光や画風などの質感だけを英語で添えます。
例えば
札幌の商店街にある小さなカフェの外観。秋の夕方で、店先に紅葉した鉢植えが並んでいる。
Style: photorealistic, golden hour lighting, shallow depth of field, 35mm lens
のように日本語で作りたい画像の主旨や大枠を伝え、作る画像の質感などは英語で伝えるという方法です。
光や画風、質感を伝える時の英語のプロンプトで翻訳が必要なときは、ChatGPTなどに「この文章を画像生成用の英語プロンプトにして」と頼むと、専門用語を補った形で書き換えてくれます。
翻訳が必要なときは、ChatGPTなどに「この文章を画像生成用の英語プロンプトにして」と頼むと、専門用語を補った形で書き換えてくれます。
狙い通りの画像を出すプロンプトのコツ7つ
- 「被写体・動作・場所・構図・スタイル」の順で書く:Googleの公式ガイドも、この型を基本として紹介しています。
- 単語の羅列より文章で描写する:最新のモデルは文脈を読むので、情景が浮かぶ文章のほうが伝わります。
- 光とカメラを指定する:「自然光」「俯瞰」「ローアングル」などを入れると、仕上がりの印象が大きく変わります。
- 「…なし」より「…だけ」と書く:「車がいない」ではなく「人も車もいない静かな通り」のように、欲しい状態を書きます。
- 画像に入れる文字は「」で囲む:入れたい文言と、書体や色も指定すると崩れにくくなります。
- 用途とサイズを最初に伝える:「ブログのアイキャッチ」「16:9」のように伝えると、構図が用途に合います。
- 一度で完成させようとしない:生成後に「背景だけ明るくして」のように、変える点とそのままにする点を分けて修正を重ねます。
コピペで使えるプロンプトテンプレート10選
では実際に使えるプロンプトのテンプレートを10個ご紹介します。
[ ]の部分を書き換えて使ってください。
基本の型(万能テンプレート)
① 日本語版
[被写体]が[動作]している様子。場所は[場所・状況]。
構図:[アップ/全身/俯瞰など]
スタイル:[写真風/イラスト風/水彩画風など]
光:[自然光/夕焼け/スタジオ照明など]
アスペクト比:[16:9/1:1/9:16]
② 英語版
A [subject] [action], set in [location/context].
Composition: [close-up / full body / aerial view].
Style: [photorealistic / flat illustration / watercolor].
Lighting: [soft natural light / golden hour / studio softbox].
Aspect ratio: [16:9 / 1:1 / 9:16]
ビジネス・WEBマーケティング向け
③ ブログのアイキャッチ画像
ブログ記事「[記事タイトル]」のアイキャッチ画像を作ってください。
テーマを象徴するモチーフを中央に配置し、右側に文字を入れられる余白を残す。
スタイル:フラットなベクターイラスト、配色は[ブランドカラー]を基調にする。
アスペクト比:16:9。画像内に文字は入れない。
④ キャッチコピー入りのSNSバナー
Instagram投稿用の正方形バナー。
中央に「[キャッチコピー]」という文字を、太い白のゴシック体で大きく入れる。
背景は[商品/サービス]をイメージした写真で、文字が読みやすいように少し暗くする。
文字は指定したものだけを正確に入れ、それ以外の文字は入れない。
⑤ 商品写真(EC・広告用)
Product photo of [product name and material], placed on [marble / wooden / pastel] surface.
Soft studio lighting from the left, subtle reflection, clean minimal background in [color].
Shot with a 100mm macro lens, shallow depth of field, high-end commercial photography.
Aspect ratio 1:1.
⑥ ビジネス人物イメージ(コーポレートサイト・採用ページ向け)
明るいオフィスで、[年代・性別]の社員がノートPCを見ながら同僚と笑顔で話している。
自然な表情で、カメラ目線ではない。窓からの自然光。
Style: candid documentary photography, natural colors, 35mm lens. Aspect ratio 3:2.
⑦ 図解・インフォグラフィック風イラスト
「[テーマ。例:SEOとAIOの違い]」を説明する図解風のイラスト。
左右に2つのアイコンを並べ、矢印で関係を示す。
フラットデザイン、白背景、配色は3色まで。文字は入れない。アスペクト比 16:9。
⑧ 地域・店舗のイメージ写真
[地域名]の[季節]の風景の中にある、[業種]の店舗外観。
夕暮れ時で、店内の暖かい灯りが窓から漏れている。人は描かない。
Style: photorealistic, blue hour, cinematic color grading. Aspect ratio 16:9.
画像の編集・修正向け
⑨ 部分修正(変える点と守る点を分ける)
この画像の[背景/服の色/小物]だけを[変更内容]に変えてください。
人物の顔、ポーズ、構図、光の当たり方は元の画像のままにしてください。
⑩ 参考画像からのテイスト変換
添付した写真の構図と被写体はそのままに、[水彩画/アニメ調/ミニチュア風]のタッチで描き直してください。
色味は[暖色系/パステル調]にしてください。
まとめ
画像生成AIのプロンプトは、今現在では普段は日本語で書き、画風や光などの質感を詰めるときだけ英語を混ぜるのが、手間と品質のバランスが良い方法です。
大切なのは言語よりも「被写体・動作・場所・構図・スタイル」を具体的に伝えることです。
今回ご紹介したテンプレートを軸に、用途に合わせた自分専用のオリジナルのプロンプトの型をを育てていってください。

Webディレクター / マーケター。変化の激しい検索エンジン(SEO)の動向や、AI・LLMを活用した次世代のWebマーケティング戦略を研究・発信しています。「ただアクセスを集めるだけではない、ビジネスの成果に直結するサイト運用」がモットーです。






