ECサイトで検索結果の露出を改善するための秘訣6選
2022/10/03
2022年9月26日ECサイトを運営されている方には非常に大切な情報をGoogleのアラン・ケント氏が動画で解説してくれました。
動画解説でのポイントは6つです!
目次-Contents-
ポイント1:ECサイト内の全商品をインデックスさせる
ECサイト内に掲載されている商品のすべてをインデックスさせるようにしましょう。
通常Googleはリンクによってページをクロールし、発見、インデックスします。
まずは現状の状況を以下の2つの方法で確認しましょう。
1:サーチコンソールのURL検査ツール
2:site:を使った検索
また、サイトマップもしっかり登録するようにしましょう。
併せて、Merchant Centerで送信する商品フィードもGoogleのクローラーが利用することがあるようなので、しっかり送信するようにしましょう。
ポイント2:現在の価格とGoogleの検索結果の価格が同一かどうかを確認
セールなどで値下げした場合、その金額をGoogleが認識していなければ、検索結果では現在の価格とは違った価格が表示されてしまう可能性があります。
そうならないために、構造化データおよびMerchant Centerを活用して、Googleに送信するようにしましょう。
ポイント3:商品在庫データを提出する
実店舗もあるECサイトの場合は在庫データをGoogleに提出するのを推奨しています。
商品の在庫データを提出するには
・Googleビジネスプロフィールの登録
・Merchant Centerを活用してローカル在庫フィードの送信
の構成に対応する必要があります。
※なお、動画ではツールにも言及していますが、現状日本では利用できません。ご注意ください。
ポイント4:価格と在庫のタイムラグをできるだけ減らす
ECサイトで価格や在庫の状況を更新した際には、Googleが認識している以前の状態から新しく更新されるまでのタイムラグをできるだけ減らすようにしましょう。
方法は、Merchant Centerを活用することです!
理由としては、Merchant Centerの商品フィードの取得はGoogleのクロールの頻度よりも高く、また定期的に取得されるからです。
ポイント5:リッチリザルトが表示されるようにする
Googleでは以下2つのいずれかの構成でリッチリザルトを検索結果に表示できます。
・商品構造化データのマークアップ
・Merchant Center経由でのフィードにて送信
構造化データが正しくGoogleに認識されているかどうかは、URL検査ツール及びsite:検索で調べるようにしましょう。
※その他のGoogleガイドラインに沿っていることもリッチリザルトの表示には必要です。
ポイント6:Googleショッピングに掲載する
Googleショッピング検索に商品を掲載するようにしましょう。(無料掲載可能)
掲載手順は
1:Merchant Centerからの商品フィード送信
2:Google無料リスティングに商品を「掲載する」を選択
今回動画で解説された6つのポイントはいずれも基本的なことですが、それをオペレーションに乗せるのはなかなか難しいかもしれません。
ただ、ユーザーにとって適切かつ最新の情報が載っているサイト≒Googleが思い描くサイト≒検索結果においても良いサイトということを念頭に、是非実施していきましょう。