GA4で直帰率を確認するには!?UAとGA4の直帰率の定義は違うの!?

GA4が正式に運用され始めてからはや一年、GA4ちゃんと使いこなせていますかー！？
弊社のクライアントも含めてですが、しっかりGA4を理解して使いこなせている方は全体の10％くらいなのではないでしょうか？
本コラムではGA4の直帰率の定義や直帰率を確認するための方法を解説しています。

■GA4における直帰率とは!?

●GA4における直帰率の定義

簡単に言うと「エンゲージメントされていないセッションの割合」となります。（＝エンゲージメント率の逆）
サイトを訪問したユーザーがエンゲージメントの対象となる行動をせず、サイトから離脱した場合、直帰したと定義されています。
※エンゲージメントのあったユーザーのことをGA4では、アクティブユーザーと言います。

●エンゲージメントとは!?

GA4でエンゲージメントとして扱われているのは3つの行動です。
・サイト訪問から10秒以上の滞在時間
・コンバージョンが発生
・2ページ以上閲覧

上記の行動のうち1つでも満たしていれば「エンゲージメント」があったとみなされ、アクティブユーザーとみなされます。

●UAの直帰率との違い

以前のUAにおける直帰率はサイトに訪れたユーザーが最初の1ページのみで他のページに遷移せずにサイトから離脱した割合でした。
GA4では1ページでの閲覧でも先述の3つのいずれかを満たしていれば「エンゲージメント」があったセッションであるとみなされます。

■直帰率の確認方法

GA4で直帰率を確認する方法は2つあります。
・標準レポート
・探索レポート

それぞれの確認方法を説明します。

●標準レポートでの直帰率確認方法

１：「レポート」＞「エンゲージメント」＞「ページとスクリーン」を選択
２：右上の鉛筆マーク（レポートのカスタマイズ）をクリック
３：レポートをカスタマイズの「指標」を選択
４：指標の中から「直帰率」を選択しドラッグ＆ドロップで任意の場所に移動し、「適用」をクリック
５：レポートに直帰率の項目が反映されているかを確認

●探索レポートでの直帰率確認方法

１：探索レポートの「空白（自由形式）」を選び、「指標」をクリック
２：「直帰率」「セッション」を検索し、インポート
３：「設定」→「セッション」「直帰率」を「値」にドラッグ＆ドロップ
４：「ディメンション」をクリック
５：見たいディメンションを選択し、インポート
６：ディメンションを「行」にドラッグ＆ドロップ

■まとめ

GA4になりUAから直帰率の考え方が変わりました。
なので、UAと比較すると直帰率が改善したと勘違いしているサイト運営者の方もいるので、まずはGA4における直帰率の考え方を理解しましょう。
GA4における直帰率はサイトに満足していないセッションの割合と推測できるため、サイト内の改善を検討する時や広告を配信した時のLPの改善に役立つ数値です。
サイト改善をするか否かのKPIとして是非注視しておくようにしましょう。

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