Googleトレンドのデザイン・機能が大幅リニューアル
2024/08/19
SEO担当者はもちろんの事、サイト運営者の方もGoogleトレンドは日々とは言わないまでもお盆のようなシーズンイベントの時や、過去データの検証時に活用しているかと思います。そのGoogleトレンドの中の「急上昇ページ」のデザインと機能が大幅リニューアル(アップデート)されました。
急上昇中のページの新しいデザインや機能のアップデート・追加などについて、“新しい数十か国でのトレンドのチェック、サブ地域レベルまで可能な地域別分析情報の確認、トレンドの詳細分析、最大 7 日前までさかのぼったトレンドの確認などができるようになっています。”
とGoogleは説明しています。
ではどのように新しくなったのでしょうか?
目次-Contents-
■新しい急上昇ページ
実際に新しくなったGoogleトレンドの急上昇ページです。(2024年8月12日現在)
デザインも一新されました。
ではどのような機能が増えたのでしょうか?■アップデートされた機能
●対応する国が増加し、セカンドエリアも絞り込めるように
今回のアップデートで100近くの国に対応するようになりました。
また、国だけではなくその国の中のエリアもさらに絞り込めるようになりました。
(例:日本でいうと都道府県レベル)●トレンド調査時間軸が増加
今まではリアルタイム検索トレンドもしくは毎日の検索トレンドしか選択できませんでしたが、トレンド調査の時間軸が以下の4つに増加しました。
・直近4時間以内
・直近24時間以内
・直近48時間以内
・過去7日間●トレンドステータスが追加
トレンドのステータスが「アクティブなトレンドのみを表示」を選択可能になりました。
「アクティブなトレンドのみを表示」の機能をオンにすると現在もトレンド状態が続いているキーワードのみに絞り込みが可能になります。
(過去7日間などのデータの際には特に有効に使えそうです。)●トレンドの並び替え機能
今回のアップデートでトレンドの並び替え機能が追加されました。
並び替えの条件としては
・タイトル
・検索ボリューム
・新しい順
・関連度順(最近の上位トレンド順)
の4つになります。(デフォルトは関連度順での表示)
検索ボリューム順での表示はSEO対策におけるキーワードの選出やコンテンツを掲載するにあたっての基軸となるキーワードの選定に非常に役に立ちそうで、ありがたい機能です!■まとめ
今回はGoogleトレンドの急上昇ページについて解説しました。
Googleトレンドの急上昇ワードは指定した期間のキーワードの「上昇率」で決定されています。
絶対数で決定・表示されているわけではないことをまずは理解しましょう。
とはいえ今回の新機能などを上手く活用することでデータの蓄積や検証はもちろん、これからのSEO対策ワードやコンテンツの基軸ワードの選出や決定に有効に活用できそうですね。