Google、「Bard(バード)」プレビュー版を米英で提供開始
2023/03/24
日本時間2023年3月22日、Googleは米英で、AI を用いた対話型のチャットツールの「Bard(バード)」のプレビュー版をリリースしました。
■プレビュー版ではリストに登録を促す
現在米英で公開された「Bard(バード)」のプレビュー版ではまず、順番待ちリストに登録し、その後順次利用開始となるようです。
なお、現時点では個人アカウントのみでの登録が可能です。
■現時点で分かっていること
まだ、プレビュー版がリリースされたところではありますが、今現在で分かっていることもあります。
●最新の情報も提供可能
ChatGPTはGPT-4にアップデートされても、原則的として2021年9月時点のデータまでしか保有していませんが、「Bard(バード)」はGoogleという検索エンジンの強みを生かして最新の情報も提供しているようです。
●コードを書くことは苦手
「Bard(バード)」はチャットGPTのようにコードを書くことが苦手だそうです。
特にJavaScriptはかけないという声も上がっています。
上記に挙げたのはほんの一例ですが、Twitterなどで検索すると様々な事象やバグ的なものを探すことが可能です。
■まとめと当社の見解
チャットGPTのリリース以来、仕事などの様々なシーンでAIツール活用の幅も広がってきました。
その流れの中でGoogleも「Bard(バード)」をリリースしました。
流れとしては後発となりますが、今後、AIチャットツールの覇権争いは過熱していきそうですね。
現在は「Bard(バード)」は米英の2か国での展開ですが、間違いなく日本語のサポートもしくは日本語版のリリースがあると思います。
様々なシーンで活用できることは間違いないと思いますし、これにより現在よりさらに検索エンジンの重要度や精度が上がり、アルゴリズムの変更なども起きてくると思います。
まずは日本語がサポートもしくは日本語版がリリースされたら、是非使ってみることをオススメします。