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Google Search Console検索クエリにグループ機能が導入。

2025/11/07

Google Search Console検索クエリにグループ機能が導入。アイキャッチ画像

Googleは2025年10月27日に「Google Search Central」の公式アナウンスにて「Search Console(サーチコンソール)」の分析情報の中で「クエリグループ」というレポート機能の導入を開始したことをアナウンスしました。

Search Console Insightsにクエリグループを導入

検索意図を自動でグループ化

「クエリ グループ」機能は検索クエリ自体は違うものの検索意図が同じとGoogleが判断したものをグルーピングしてクリック数を教えてくれるものになります。

公式アナウンスでは実例として「ワカモレ ディップの作り方」」を例に以下のような記載があります。

“たとえば、「ワカモレ ディップの作り方」という同じ内容を検索する場合でも、次のようにさまざまな方法があります。

  • ・ワカモレ ディップの作り方
  • ・ワカモレ ディップのレシピ
  • ・ワカモレ ディップ レシピ
  • ・グアック ディップのレシピ
  • ・簡単なワカモレ ディップのレシピ
  • ・シンプルなワカモレ ディップのレシピ
  • ・簡単にできるワカモレ ディップのレシピ
  • ・簡単なワカモレ ディップの作り方

これらは異なるクエリですが、ユーザーの意図は似ています。

これらのバリエーションの量が多く、ユーザーの主な興味を特定してコンテンツを戦略的に計画することが困難になっています。

クエリグループは、類似するクエリをグループ化することでこの問題を解決します。”

要するに様々な検索ワードで調べるユーザーをGoogleが同一であると認識したものをグルーピングして表示してくれるものになります。

クエリ グループレポートはSearch Consoleの分析情報レポートで利用可能

クエリグループはSearch Consoleの「分析情報」メニューの「お客様のサイトにつながる検索語句」から利用することができます。

従来であれば個別のクエリレポートが記載されていましたが、検索意図でグルーピングされるようになり各グループの下には実際のクエリが列挙されています。

グループごとのクエリ合計の過去機関との増減をみることができます。

なお、検索意図のグルーピングとクエリの選択はAIによる自動処理とのことです。

また、個別のクエリレポートについては従来のように「検索パフォーマンス」で見ることができます。

まとめ、単に便利になっただけでは勿体ない

今回の新機能の導入、便利になったなーで終わってしまっているだけではもったいないです。

グルーピングされたデータを分析するのはもちろんですが、

まずは様々なクエリがどのグループに分類されているかの傾向を分析する必要があります。

今までHOWだと思っていたクエリが実はKNOWクエリグループに分類されているなんてこともあり得ます。

またその傾向を理解することで今後のコンテンツ制作のヒントになるはずです。

 

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