医療情報パネルが日本にも導入
2022/04/28
2022年4月27日にGoogle検索結果にて医療情報を検索した際に医療情報パネルが表示される機能が導入されました。
これは2015年アメリカでのリリースを最初に各国でリリースされてきており、日本にも7年遅れではありますが、リリースされました。
■医療情報パネルとは?
Googleによると医療情報パネルとは医療や健康などの人間の人命にかかわるクエリには質が価格信頼性の高い情報によりユーザーが素早くアクセスできるようにパネルとして提供するものです。
近年の新型コロナウイルス感染症の蔓延前からアメリカでは導入されていましたが、よりユーザーの検索ボリュームやニーズが増えてきたことにより日本にも導入されたという入毛があるようです。
実際の検索結果画面
以下は「捻挫」と検索した場合のスマホ及びPCでの検索結果です。
PCでの検索結果の場合は検索結果画面の右に医療情報パネルが表示されています。
スマホの場合は検索結果の表示画面の最上部に医療情報パネルが表示されています。
医療情報パネルで表示される内容
医療情報パネルでは以下の情報が掲載されています。
- 概要
- 症状
- 治療法
- ニュース(スマホ検索のみ表示)
医療情報パネルでの掲載情報はメディカルノートが監修
医療情報パネルに掲載されている情報について、日本では株式会社メディカルノートが監修しているとのことです。
(アメリカでは主にMayo Clinicが、イギリスではNHS(National Health Service)が監修しているとのことです。)
公式発表でどれだけの数の検索ワード(疾患)にこの医療情報パネルが表示されているか今のところ発表はありまsんが、アメリカでは900症例以上に対応しているようです。
■まとめ
アメリカの導入から7年とかなりの時間が過ぎてはいるが、医療情報パネルが導入されたことによりユーザーはより信頼性の高い情報へのアクセスが容易になりました。
これにより情報の信頼性や情報ソースが分からない情報がユーザーに届くことの防止に役立つことになるでしょう。
ただ、医療機関で症状などでの集患をしていたクリニックなどはwebからの集患における検索ワードの再設計などが必要になる可能性が高いです。
そういったクリニックではサーチコンソールから現状の流入ワードなどの分析をする方がいいでしょう。