Googleプロダクトレビューシステムのアップデートがロールアウト完了

■2週間でロールアウト完了

日本時間2023年3月8日、Googleは同年2月22日に開始したプロダクトレビューシステムアップデートがロールアウトしたことを発表しました。
（詳しくは「Googleプロダクトレビューシステムのアップデートを開始）を参照ください。）
 

今回のアップデートでは、英語だけではなく他の言語にも対応しました。
このアップデートによって、製品・サービスのレビューコンテンツを提供（記載）しているサイトでは、検索ランキングなどが変動している可能性があります。

現状Googleプロダクトシステムは日本語には対応していませんが、越境EC等のように多言語対応しているサイトでは対応している言語内の検索順位をチェックするようにしましょう。
 

■プロダクトレビューシステムの遷移

2021年4月：プロダクトレビューアップデートを初めてリリース
2021年12月：プロダクトレビューアップデートを更新
2022年3月：プロダクトレビューアップデートを更新
2022年7月：プロダクトレビューアップデートを更新
2023年3月：プロダクトレビューシステムを更新（今回のアップデート）
※今回より呼称を「〇〇〇システム」と変更しております。
 

■レビューは運営サイトでも作成できる

Google検索セントラルの「高品質なレビューを書く方法のガイダンス」にも記載があるように、プロダクトレビューシステムに対応するコンテンツはユーザーの口コミや感想だけではありません。
運営側にもできることがあります。
実際に検索セントラル内では
・競合商品との差別化要因について説明します。
・比較対象となる商品を示します。または、特定の用途や状況にどの商品が最適か説明します。
・独自の調査に基づいて、特定の商品のメリットやデメリットについて述べます。
と記載されています。
これは、ユーザー側で記載することは難しくサービスや商品を提供している側だからこそ記載できることとも言えるからです。
 

■まとめ

最近ではChatGPTやBardなどAIの技術が進歩しており、AIによるコンテンツ生成も今後様々なサイトのコンテンツに活用されていくことでしょう。
だからこそ、プロダクトレビューシステムはサイトのオリジナリティとなり、競合サイトとの差別化にもなる可能性があります。
先述のように現在は日本語には対応していませんが、今後日本語にも対応していくと思っていいでしょう。
また、たとえ日本語に対応しなかったとしても、他のアルゴリズムでもしっかり評価されるポイントになってきますので、検索セントラルを参考に是非オリジナリティを追求しましょう。