「E・A・T」が進化?新しい「E・E・A・T」とは
2022/12/21
Googleは2022年12月15日付で品質評価ガイドラインを更新しました。
そこで新たな「E・E・A・T」という概念が導入されました。
■「E・A・T」に「E」が加わる
以前より「E・A・T」という概念をGoogleは導入していました。
「E・A・T」とは、
E:Expertise(専門性)
A:Authoritativeness(権威性)
T:Trustworthiness(信頼性)
という、サイト内コンテンツの評価の概念でした。
今回はこの「E・A・T」に新しい概念が付け加えられたことになります。
■新しい「E」とは?
今回新たに追加された概念は
Experience=経験 です。
サイトで言うなら、例えば以下のことになります。
・商品や製品、サービスを実際に使ったことがある
・場所であれば実際に訪れたことがある
・イベント等であれば参加したことがある
例えば、旅行を計画しているとき、ネットで実際に行ったことがある人のオススメ観光スポットなどを探しますよね。
このように、実体験や経験者の声などがコンテンツには必要であると、新たに求められるようになるということです。
■実は他にも変更があった
今回実はもう一つ変更がありました。
それは「T:Trustworthiness」が「Trust」に変わったということです。
言葉の言い方が変わったというだけで、「信頼性」という意味合い自体に変更はありません。
■「E・E・A・T」の考え方はTrustが最重要
E:Expertise(専門性)、E:Experience(経験)、A:Authoritativeness(権威性)、T:Trust(信頼性)の
4つの要素の中では「Trust(信頼性)」が最重要であるということが追記されました。
関係性で言うと信頼性の下に、他の3つの要素が成り立つイメージです。
■まとめ
品質評価ガイドラインが更新されたとはいえ、今のところ「E・E・A・T」が検索順位に直接影響を与えることはないようです。(将来的にはわかりませんが…)
また、Googleの概念が変わったわけではありませんので、引き続きコンテンツの内容を高めていくようにしましょう。