外部リンクチェックツール6選（無料2選・有料4選）

外部リンク（被リンク）はサイト運営をするうえで欠かせない要素です。

一昔前は「外部リンクは必要なくなった」などと言われていましたし、今もそうおっしゃる方や会社はあるかと思いますが、弊社では良質な外部リンクは非常に大切であると考えています。

実際にこのCROSSLABOのコラム記事でも「外部リンクの有用性」や「Google検索アルゴリズムの内部資料流出!?」などのコラムなのでたびたびその重要性を伝えてきました。

実際にGoogleのAIツール「Gemini」に

「WEBサイトにおいて外部リンクが必要な理由を教えて」

と問いかけたところ以下のように回答がありました。

読んでいただければわかるかと思いますが、検索エンジンを提供するGoogleの生成AIが返答している点においても外部リンクはSEO対策の順位を上げるためはもちろん、ウェブサイトの信頼性や権威性のためにも必須であることがわかります。

ただ、低品質で悪質な外部リンクは逆に悪影響を及ぼしかねません。

そのためにも外部リンクのチェックはできれば定期的に確認しておくことが大切です。

そこで今回は外部リンクのチェックツール8選をご紹介します。

そもそも外部リンクを調べる目的って!?

先ほどは外部リンクを定期的にチェックすることが大切だと伝えましたが、ではその目的を改めてご説明します。

自分のサイトの成長確認・競合サイトとの比較（ドメインパワー・ページランク）

自分のサイトや競合のサイトとの外部リンクの比較をすることで外部リンク要素でのドメインパワーやページランクのさやどれほどサイトが成長しているかをある一定推測することができます。

外部リンクを集めているコンテンツの傾向分析

サイトの中でも外部リンクを集めているコンテンツはTOPページだけではありません。

外部リンクを集めているページ・そうでないページ分類し分析することで、

外部リンクを集めているページ≒ユーザーが求めているコンテンツ

という仮説が成り立ち、類似したコンテンツの作成やそのコンテンツの拡充などサイトの成長を加速度的にアップさせる手助けになります。

ペナルティー回避のため

定期的な外部リンクのチェックをしていることで明らかな外部リンクの数などの異常がみられることがあります。

それは意図せずスパムリンクを張られている可能性があります。

定期的チェックをすることでそれらを早期に見つけ、対策することでペナルティーを回避することができます。

無料の外部リンクチェックツール

Google Search Console（サーチコンソール）

皆さんご存じGoogleが提供するサイト運営者向けツール。

外部リンクはもちろん、掲載順位やクリック数も見ることができますし、ペナルティーなどがある場合はこちらに通知が来ます。

また、運営者である皆様側からのインデックス申請やリクエストなどの依頼も可能です。

サイトを運営しているなら入れてないなんてことは言えないツールです。

GoogleAnalytics（アナリティクス）

Google Analytics（アナリティクス）もGoogleが提供するサイトアクセス解析ツール。

こちらも入れていない人はいないツールといえます。

ただ、サーチコンソールと比べるとその特性上、外部リンクについてはあまり調べることができません。

有料の外部リンクチェックツール

Ahrefs（エイチレフス）

世界中で60万人以上が使用している世界最大級のSEO総合ツール

外部リンクはもちろん、ドメインランクや外部リンクの推移なども見ることができます。

当社でもSEO対策をしているクライアント様については対策スタート時からデータを取得し定期的にチェックすることでサイトの成長を確認する際や競合比較などでかなり多用しているツールです。

Majestic SEO

マジェスティックSEOは、被リンク分析に特化したSEOツールで豊富な外部リンクのデータと独自の指標である「トラストフロー（Trust Flow）」と「サイテーションフロー（Citation Flow）」で被リンクの質と量を評価しそれを確認することができるのがほかのツールとの大きな違いです。

• ・トラストフロー：リンク元の信頼性を評価する指標
• ・サイテーションフロー：リンク元の人気度を評価する指標

SEOにおける総合的なツールを入れた後に追加で入れるには最適なツールです。

Link Explorer

Link ExplorerはMozが低k評する外部リンクチェックツールです

最大の特徴はスパムスコアという外部リンクがスパムかどうかを判定する機能がある点です。

ただ、日本語版がないため使いずらいのが玉にキズです。

Backlinks

SEOアナライザー内の機能「Backlinks」。

外部リンクの確認はもちろん、サイトの問題点を簡易で調査できる機能搭載しています。

nofollowの有無も確認できるのも特徴です。

外部リンク調査のポイント

外部リンクの定期調査においてはどのポイントで見ればいいのでしょうか？

当社では以下のポイントからチェックするようにしています。

外部リンクの量と推移

まずは外部リンクの量を確認します。

その中でも外部リンクの量の推移とドメイン数の推移を確認します。

外部リンクの総量が増えているのにドメインの数が増えていないのは可能性としてスパムの可能性もあるためです。

外部リンクの質

その次には質をチェックします。

検索エンジンは量はもちろんの事、その質も重視しています。

チェックするポイントとしては

• ・スパムリンクではないか
• ・外部リンク元のサイトとのサイト内容の関連性
• ・外部リンク元のサイトのドメイン評価

を確認するようにしています。

アンカーテキストの内容

アンカーテキストとはリンク部分のテキストの事です。

アンカーテキストが自分のサイトと関連性が高いかどうか、全く関係のない言葉ではないかどうかを確認します。

まとめ

SEO対策の中で外部リンクはおろそかにしてはいけません。

もちろんコンテンツの内容やオリジナリティ、権威性やサイトの構造が大切なのは大前提です。

そのうえで、外部リンクもしっかり成長していくことでサイトの評価の向上やその評価の持続性につながります。

また、外部リンク調査はスパムチェックの側面もあります。

意図しないリンクや悪意のある外部リンクで評価が下がることがないように定期的にチェックするようにしましょう。

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