遂にGoogleも本腰!!寄生コンテンツ・ドメイン貸しには手動と自動の2種のチェック&対策導入へ!
2024/04/22今まで何度も本サイトのコラムで記載してきた「寄生コンテンツ・ドメイン貸し」。
(※寄生コンテンツについては本コラムの 「寄生コンテンツに注意」参照)
本件については、以前から本コラムでも絶対に推奨しない&絶対に導入するべきではないとお伝えしていましたが、ついにGoogleも取り締まりに本腰を入れるようです。
■サイト評価の不正使用とGoogleは定義
今回2024年3月にGoogleはドメイン貸しや寄生コンテンツに対して、「Site reputation abuse(サイト評価の不正使用)」と名付け、明確にスパムポリシー違反と定義しました。
定義は3月ですが、この効力の開始は5月5日からとのことです。
理由としては、スパムポリシー違反とは思わずにドメイン貸しを行っているサイト運営者が対応する期間として猶予を設けたようです。
■サイト評価の不正使用には手動・自動で検知&対応(≒ペナルティ)
SEOコンサルタントであるリリー・レイ氏がGoogle Search Liaisonに対し、
“Can you share whether the “site reputation abuse” component of Google’s new spam updates will be enforced via manual actions or algorithmically?”
訳:
“Google の新しいスパム更新の「サイト評判の悪用」コンポーネントが手動で強制されるのか、それともアルゴリズムによって強制されるのか教えていただけますか?”
これに対しGoogle Search Liaisonは
“Both”
訳:
“両方”
と返答しています。
今回のサイト評価の不正使用に対するGoogleの取り締まりは本気のようです。
■まとめ
今までもドメイン貸しや寄生コンテンツに対し、Googleは手動及び自動(アルゴリズム)で検出・対処してきていました。
ただ、今まではどうしても既存のアルゴリズムとしての低品質なコンテンツなどが、検出・対処理由だったと想定されます。
ですが、今回明確にスパムであると定義したことにより、今までとは違う「定義の違反」というルールが適用されます。
どの様に寄生コンテンツやドメイン貸しサイトに影響されるか期待しておきましょう。
最悪、Googleのインデックスからドメインごと削除されてしまう危険性があることから、ドメイン貸しを意図せずしてしまっているサイト運営者の方は残り2週間ほどですが、早急に対処しましょう。