コンテンツSEOの進化版?トピッククラスター(対策)とは
2022/11/07
一昔前から現在までSEOの手法の1つであり、主要な対策内容にコンテンツ制作(コンテンツSEO)がありますよね?
でも最近ではそのコンテンツSEOの進化ともいえる「トピッククラスター」という言葉をよく聞くようになりました。
今回はトピッククラスター(トピッククラスター対策ともいう)について解説したいと思います。
目次-Contents-
■トピッククラスターを語るには2つの用語が必要
トピッククラスターを解説する前にまずは2つの用語を解説する必要があります。
それは、「ピラーコンテンツ」と「クラスターコンテンツ」です。
まずはこちらの2つの用語を解説します。
●「クラスターコンテンツ」とは?
「クラスターコンテンツ」とはピラーコンテンツに紐づく枝葉の関連コンテンツのことです。
後述するピラーコンテンツよりももっと絞られたキーワード(内容)を掘り下げているコンテンツになります。
●「ピラーコンテンツ」とは?
「ピラーコンテンツ」とは、トピッククラスターの核となるトピックを包括的にまとめたコンテンツのことで前述したクラスターコンテンツのまとめコンテンツを想像してもらえればわかりやすく、「ピラーコンテンツ」はトピッククラスターのコア(核)となるコンテンツとなります。
要するに「ピラーコンテンツ」はコンテンツカテゴリのメインテーマのコンテンツだと考えると分かりやすいでしょう。
■2つの用語を理解したうえで…「トピッククラスター」とは?
「トピッククラスター」とはピラーコンテンツとクラスターコンテンツから構成されるコンテンツの集合体=コンテンツの構成整理手法のことです。
単にコンテンツを量産するだけでは現在のSEOではユーザーにもGoogleにも認識されにくくなってきています。
なので、関連するコンテンツを構造的に整理することが重要になってきています。
■トピッククラスターには内部リンクが肝
トピッククラスターにおいて肝と言える要素が「内部リンク」の構築です。
内部リンクとは文字通り、同じwebサイト内のページ同士を行き来することができるリンクのことです。
基本的にはピラーコンテンツに対して属するクラスターコンテンツは内部リンクを送ることが基本概念です。
理由としてはクラスターコンテンツに着地したユーザーをピラーコンテンツへ誘導し、他のクラスターコンテンツも見てもらう機会を得るためです。
また、必要とあればクラスターコンテンツ同士も内部リンクでつなぐことも重要です。
これにより情報の網羅性も高まります。
■まとめ
今回は最近のコンテンツSEO(コンテンツSEO)における最新用語のトピッククラスター(対策)について解説しました。
新しい用語であることは確かですが、考え方としては非常にシンプルかつSEOの根幹の考え方であることはわかっていただけたでしょうか?
次回はトピッククラスター(対策)のメリットなどについて解説いたします。