BASE、グロースプランの月額料金値上げ
2023/11/13
ネットショップ作成サービスの「BASE(ベイス)」は2023年11月7日、
「グロースプランの料金改定と新機能大幅拡充のお知らせ」にて2024年1月16日から「グロースプラン」を価格改定すると発表した。
■BASEとは
BASEは200万店舗以上のショップ開設数を誇るネットショップ作成サービスです。
BASEの特徴は、ネットショップのサイトデザイン・決済機能・ショップ運営に必要な機能など、ネットショップをはじめる際に欲しい機能がそろっていることです。誰でも簡単にネットショップのオーナーになれるのが魅力です。
■料金プランは2種類
BASEの料金プランは2種類で
月額無料で決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%の小規模ネットショップ向けスタンダードプランと、
月額5,980円+決済手数料2.9%の中規模以上のネットショップ向けのグロースプランの2種類があります。
(グロースプランは2022年4月から開始)
■約3倍の値上げ
今回の値上げはグロースプランが対象で月額は5,980円から19,980円に約3倍の値上げ。
年払いの場合は、59,760円/年から198,960円/年への値上げとなります。
年払いを月額換算した場合は、4,980円/月→16,580円/月。
ただし、値上げされるのは月額の利用料のみで、決済手数料は変更なく2024年1月以降も2.9%(スタンダードプランは3.6%+40円)です。
BASEでは、今回の値上げについて、ショップの月商が約50万円を超える場合、「スタンダートプラン」よりも「グロースプラン」の方が手数料が安価になるとしています。
(従来の料金プランでは、月商17万円を超えるとグロースプランのほうが安価になっていました。)
■料金値上げと同時に様々な新機能を導入予定
BASEでは、今回の値上げとほぼ同時にこの冬からAIを使った業務負担軽減機能を追加するほか、「海外販売代行 App」を12月下旬、「販売パートナー App」を来春に提供開始するなど新機能を導入予定とのこと。
■BASE離れが起きるかも!?
正直、弊社の意見としてはSNSからの集客をメインとしているネットショップであれば、BASEを活用するメリットは今まではあったかなと思います。
ただ、今回の値上げにより、カラーミーショップやメイクショップ、Shopifyなどと比べての料金面でのアドバンテージがなくなったように思います。
確かに新機能は魅力かもしれませんが、越境ECなどはハードルが高いように思います。
■まとめ
弊社としての完全な私感ですが、月商100万円以上のBASEサイトを実のところ見たことはありません。
また、SEOや広告からの流入を想定したいのであれば、正直BASEやSTORE.jpさんをお勧めしてはいません。(タグ修正やページの拡充等SEOにおける様々な観点で制限が多すぎるからです。)
BASEからの移行をお考えであれば、是非一度ご相談ください。