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Google検索のタイトル自動変更の影響で…

2021/09/01

Google検索のタイトル自動変更の影響でタイトルの表示が思わぬ方向に

 

Googleはアメリカ時間の8月24日検索結果のタイトル表示において、

ページタイトル生成の新しいアルゴリズムを公開しました。

 

これはサイトオーナーがタイトルタグに入れた文字を自動的に吐き出すのではなく、Googleがページ全体を把握し、必要に応じてユーザーの検索クエリ(検索用語)に対し最適だと考えるページタイトルを生成するというアルゴリズムです。

要するにサイトのタイトルだけを見てページ内容を把握するのではなくサイトタイトルはもちろんページ全体との相関性を検索結果に表示するということです。

要するにタイトルとページの中身が違う場合、検索順位に影響するということが主な狙いであり、小手先のSEO対策を根絶ためかと思います。

 

■ただ、その影響なのか思わぬ事態に…

その影響によるものなのか意図しないページタイトルになってしまうという事態が散見されています。

ITmedia NEWSなどによると

Google検索の“勝手にタイトルを変える仕様”に波紋 消費者庁などの注意喚起ページが逆の詐欺タイトルに

「誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET! – 消費者庁」──今、これにヒットするようなキーワードをGoogleで検索すると、このような検索結果が表示されるようになっている。

「誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET!」の検索結果

ドメインは消費者庁のもので、あたかも消費者庁が詐欺的なページを公開しているかのようにも見える。しかしリンクをクリックしてみると、

「『誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET!』などとうたい多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起」というタイトルで注意を促すPDFファイルであることが分かる。

参照元:ITmedia NEWS

 

要するにページには誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET!という内容を注意するために協調したことにより

Google側では真逆に誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET!というコンテンツのサイトと判断をしてしまい、タイトル表示をしてしまっているということです。

 

■他にも日本語サイトでは…

上記のような事例以外にも弊社で確認している事象としては

日本語のサイトの場合、多くのサイトが活用している【】、「」、()、<>などのカッコと呼ばれる記号が読み込まれていない事象も発見しております。

また、併せて【】、「」、()、<>内に書かれている単語、多くはサイト名+公式などの名称も読み込まれていないサイトも発見しております

 

これは日本独特の暗黙の了解による表現の仕方なのでGoogleではまだ把握をしていない可能性が大きいとは思います。

 

そのため現状で影響が大きく出ていないサイトの場合はすぐに手を入れて修正するというよりももう少し静観し様子を見るのがいいかと思います。

 

■Googleの思考の本質は変わらない

今回のアップデートにより多種多様の影響は出ています(特に今回は予期しない結果が散見されていますが…)

このGoogleのページを読み込みそのページの主張(最も言いたいこと)を尊重し、ユーザーの検索クエリに対する答えを検索結果として出す流れは変わることがないと思われます。

ページごとのタイトルもコンテンツも考え方としては同じであるということを意識してサイトの運営をするのがキモですね。

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